こんにちはテイ坊です。
今日は運動と並んで健康に大切な要素である
食事について書いていこうと思います。
最近、TVや新聞広告を見るとサプリメントを
よく見るようになりました。
昔はこんなに無かったと思うのですが、
それだけ多くの人が買っているのだと思います。
私も昔は健康に良かれと思い買っていました。
２年くらい続けてみましたが効果を感じなかったので
止めました。
また、一昔前はTVで何か紹介されると次に日には
スーパーでその品物が売り切れるという現象がありましたよね！
それだけ多くの人は健康を切望しているということですね。
臨床検査技師として現代医学を学んだ私ですが、
軽く漢方を勉強しています。
そこで今回は、私が実践している誰でもできる簡単な漢方の考え
を取り入れた食事方法を書きたいと思います。
- 漢方って難しいよね！
- 漢方はお金がかかるよね！
- 食事は毎日の事だからあまり頭を悩ませたくない！
- 健康になるためには食事は大切だ！でもお金はなるべくかけたくない！
と考えている方に参考になる記事です。
漢方の考えを取り入れた食事とは？「五色」
漢方という言葉を知っている方は、
薬膳（やくぜん）という言葉を知っていると思います。
薬膳には「五行（ごぎょう）説」の考え方を基に食材を
選びます。
「五行」は自然界に存在するすべての物事を五つの
物質に分ける考え方です。
その中に「五色」があり
「青（緑）・赤・黄・白・黒」という
五つの色を表しています。
この五色を食事で意識して取ることで、
五臓六腑（ごぞうろっぷ）の働きが良くなり
健康になれるという考え方です。
高価な薬膳の食材がなくても大丈夫です。
五色は漢方の考え方ですので、
あまり難しい事は考えず、
色々な色の食材を取ると健康に良いという事です。
漢方の世界はとても奥が深く、本格的にやろうとすると
とても面倒なので普段の食事には向かないと思います。
また、けっこう高価な食材もありますのでよほどの
お金持ちではない限り続かないでしょう。
当たり前の結論で誰でも知っていることですが
結局、季節のものを、しかも自分の住んでいる所から
なるべく近くで取れたものを彩り良くすると健康的な食事に
なるという事です。
でもこれを実践できている方は案外少ないように感じます。
外食やコンビニ弁当を習慣的に食べるのに比べお金もかからない
食事法ですが、手間がかかります。
でも、本当に健康を願うのならばこの手間はどうしても必要です。
本当に有用なものはお金があまりかかりませんが、手間がかかる
という共通点があると思います。
漢方の考えを取り入れた食事とは？「五味」
「五色」の考え方に慣れてきたら、
「五味」について意識すると健康効果が増します。
「五味」とは「酸・苦・甘・辛・鹹（しおからい）」の五つの味覚です。
「五色」の「青・赤・黄・白・黒」
⇕
「五味」の「酸・苦・甘・辛・鹹」は
⇕
「五臓」の「肝・心・脾・肺・腎」に対応しています。
「五臓」は少し違いますが現代の肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓
と考えていいです。
「五味」をバランス良くとれば、骨格が堅固し、筋肉が柔軟で
気血が流通し、皮膚のきめがこまかくなる。
と言われています。
また参考までに
「酸（すっぱ）」味を取りすぎると肝気過剰のため脾気が損傷される。
「苦」味を取りすぎると消化不良や腹部膨満感がおこる。
「甘」味を取りすぎると胸が焼ける。顔色が黒くなり、
腎の働きが悪くなる。
「辛」味を取りすぎると熱症が生じ、精気が消耗される。
「鹹（しおから）」味を取りすぎると腎気過実のため、
腰骨が傷む。
とあります。
分かりずらい用語がありますが、あまり気にしないでください。
要は偏った食事は健康には良くないという事です。
例えば「甘」味を取りすぎると腎の働きが悪くなり、
その結果、糖尿病になりやすいという事はわかりやすい
例ではないでしょうか。
理屈っぽい記事になってしまいましたが、
「要はバランスよく食べましょう！」という事です。
まとめ
漢方の考えを取り入れた健康的な食事法について書いてみました。
理屈を考えると少し面倒ですが、
バランスよく食べることが漢方の思想と合致している
ということです。
健康的になりたい方は手間はかかりますが、
外食やコンビニ弁当よりもお金がかからないので
お財布にも優しいですよね！
サプリメントにお金をかけるなら
その分のお金を野菜に回したらどれだけ買えるでしょう？
食事で健康的になると自然に運動もしたくなるので
良いサイクルがドンドン出来てきます。
誰でも知っていることでもそれを実践すること
はやや難しいです。
慣れると頭ではなく、身体で出来るようになります。
お金をなるべくかけないで健康になる情報を
これからも発信しようと思いますのでよろしくお願いいたします。