自彊術

褐色脂肪細胞を活性化!太りにくい体になりダイエットの成功へ! 自彊術第五動

こんにちは、テイ坊です。

「今度こそはダイエットに成功するぞ!」

と思い、ネットやTVの健康器具を

買ったり新しいダイエットの本を

買ったりしてチャレンジするので

すが、長続きしないでこのループ

を繰り返している方は多いと思い

ます。

私もそのうちの一人でした

  • 首の疲れない腹筋マシーン
  • プルプル揺らして筋肉を刺激するバー
  • 電気刺激で筋肉を刺激するパット

等々

どれも長続きしなくてそれらの

器具は部屋の片隅に置かれるか

廃棄して使わなくなりました。

今にしてみれば、結構無駄な

出費でした。

そのお金をインデックス投資に

まわしていればもっとお金持ち

になっていたことでしょう!

ダイエット成功の秘訣は

代謝の良い身体になり

太りにくい体質になること

が大きな要素を占めると

考えられます。

その為にある細胞を活性化

することが有効です。

その細胞の名は

「褐色脂肪細胞」

褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞

を燃焼させて熱を作ります。

その結果太りにくい体質になり、

ダイエットに成功するという

わけです。

褐色脂肪細胞を活性化させ

太りにくい身体になるには

自彊術第五動が効果的です。

今回はなぜ自彊術第五動が

褐色脂肪細胞を活性化する

かを考察します。

褐色脂肪細胞を活性化して

太りにくい体質になり

ダイエットに成功したい!

そんな方にお勧めの記事です。

それではよろしくお願いいたします。

褐色脂肪細胞を活性化する体操!自彊術第五動の方法

では、自彊術第五動の方法を

解説します。

1.(準備姿勢)左腕の指先を伸ばして右肩に首を接してのせる。

左肘は肩と水平の高さで、顎のまえにある。

右手の掌の真中で左肘に添える。右肘も肩と水平の位置。

2.一の掛け声で左腕が首にまきつくまで、

右手で左肘を強く引く。

3.その反動を使って左腕を引き戻しながら、

2の掛け声で、右手の人差し指と中指の間で

左手の小指の付け根を挟んで肘を強く後方

に開く。この時、上体が約45度に左方に

ねじれる。

回数は20回
※左腕が終われば同様に右腕もする。

(注意)

・顔は常に正面を向けておく

・肘は常に肩と水平に保ち手は頸に接して動くようにする

・押される方の肘は図のように水平以上にあげるようにする

・3の動作の時、手首をまげない

この動作は自彊術31ある動作の中で一番難しいといわれています。

しっかりと覚えたい方は教室で習うことをおすすめします。

また、動画で見ると文章より分かりやすいですので参考にしてください。

褐色脂肪細胞を活性化する自彊術第五動!その理由を考察

脂肪細胞は白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類がある

まず、脂肪細胞について簡単に

まとめます。

脂肪細胞は白色脂肪細胞褐色脂肪細胞の2種類があります。

その特徴は

  • 白色脂肪細胞=脂肪を蓄える肥満の元
  • 褐色脂肪細胞=脂肪を燃やし熱として放出

となっております。

では、これらの脂肪細胞は身体のどの部位に

多いかというと

白色脂肪細胞

  • 下腹部
  • お尻
  • 太もも
  • 二の腕

まさにダイエットのターゲットの部位に多いですね!

褐色脂肪細胞

  • 首周辺
  • 肩・肩甲骨周辺
  • 脊髄周辺
  • わきの下

あまり普段動かさないところに多いですね!

次に褐色脂肪細胞の多い場所と

自彊術第五動とを考察します。

褐色脂肪細胞を活性化する自彊術第五動

自彊術第五動の動きを考察すると

  • 肩甲骨を左右に極限に動かす
  • 胸郭を十二分に拡大する
  • 上体を半ばひねることにより
    脊髄やその周辺を刺激する

この3つがあげられます。

先ほど褐色脂肪細胞の多い部位を

もの凄く刺激する動作といえます。

実際、私も自彊術を実施すると

第五動を終えるころには身体が

じんわりと温かくなるのを感じます。

特に冬場の寒い季節に感じます。

自彊術の解説と実験談という本には

「第一動から第五動まですると、

血液は平均にその循環を促進され、

その為に身体は内部から、温かみを

感じるようになって首筋の方まで

柔軟になって来る」とあります。

この文章から褐色脂肪細胞が活性化

すると考えられますね!

また、同本に第五動の効果を記して

ありますので紹介します。

「この運動は上体を捻転することに

よって内臓に於ける血行を促進する

運動ともなり、又下肢の諸関節にも

間接に運動を与えることになっている」

自彊術は本当に身体全体を整える体操だと感じる文章です!

まとめ

ダイエットの成功の秘訣の一つに

褐色脂肪細胞があり、この細胞を

活性化させることによりスリムな

身体を手に入れることができます。

褐色脂肪細胞は人が普段あまり

動かさない所に多く存在し、

なかなか刺激を与えることは

ないですね!

しかし、自彊術第五動は肩甲骨

を極限まで動かし、同時に身体

をひねるので、褐色脂肪細胞の

活性化に効果のある運動だと

紹介しました。

この動作はなかなか覚えにくい

ので、教室に入会して先生に

習うか、動画をじっくり見て

ゆっくりと正確に覚えてください。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

これからも自彊術を中心に

なるべくお金をかけないで

できる健康情報を発信しますので

よろしくお願いいたします。



参考文献

自彊術 中井房五郎著 大正五年発行

自彊術の解説と実験談 十文字大元著 大正十年発行

自彊術の真髄 十文字大元著 大正十四年発行

自彊術の医学 近藤芳朗著 平成九年発行

自彊術-その真髄と医学的効用 近藤芳朗著 平成十九年発行

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