テイ坊です。
人生で怒って後悔したことのある人は
多いのではないでしょうか?
私は何度もあります(´;ω;`)
大抵は怒ったり、キレたりして
後で「よかった」と思う事は
あまりないと思います。
大抵は「怒らなかったらよかった」
と後悔する事が多いでしょう。
怒らないようにするための本も
いろいろ出版されています。
それだけ人は感情を制御することが
難しいということだと思います。
今回は自彊術で性格まで治せる
理由を漢方から考察しようと思います。
「もう怒ったり、キレたりして後悔したくない!」
という方に参考になりますので、
よろしくお願いいたします。
怒る、キレルが治る❓ 感情のアンバランスを整える自彊術
![](https://little-money-middle-aged-diet.com/wp-content/uploads/2022/01/julien-l-M5tefBe38QU-unsplash-1024x684.jpg)
自彊術の解説と実験談という本(大正十年発行)に
「癇癪(かんしゃく)持ちの人も自然に
沈静(ちんせい)して怒らなくなる」
とあります。
これって本当なの?
自彊術って感情まで整うの?
と思われることでしょう。
私も漢方の知識がなかったら素直に
受け入れることが出来なかったと
思います。
一般的に考えることは
- 運動をすると気分がスッキリするから?
- 運動で血液の循環が良くなるから?
などが挙げられるますね!
確かに正しい考え方と思いますが
なんとなく抽象的でしっくり
こないと感じませんか?
ここで自彊術の特性をあげます。
自彊術は31の動作からなり、
1動は2動の準備体操になり、
2動は3動の準備体操になる、
それが31動まで続き一つの体操になります。
その結果、全身くまなく動かすことになり、
筋トレ、ストレッチ、マッサージ、整体
などの要素を含んだ効果を期待できます。
自彊術をすると真の意味で
全身が整うということです。
では、全身が整うことと感情が安定する
ことはどう繋がるのか?
漢方の視点から考えてみようと
思います。
怒る、キレルなどの感情は内臓と関係あり❓
漢方の考えから自彊術を考察
![](https://little-money-middle-aged-diet.com/wp-content/uploads/2022/01/buddha-gfc1e689ba_1280-1024x576.jpg)
まずは漢方の感情に対する考え方
を簡単に説明します。
漢方では病気を発生させる原因として
外因(がいいん)、内因(ないいん)、
不内外因(ふないがいいん)の3つを
挙げています。
下図参照
![](https://little-money-middle-aged-diet.com/wp-content/uploads/2022/01/debcf10dd1e50060a8a3406d93babd1d-1024x575.png)
この3つのうち感情と関係するのが
内因です。
内因は身体の内側から起こり、
臓腑(ぞうふ)を痛める原因要素
をいいます。
いわゆる人間の行き過ぎた感情を指し、
喜・怒・思・悲・憂・恐・驚という
7つの感情(七情)が長期間にわたって
続くと、五臓六腑や気・血・津液(しんえき)に
影響を与え、身体のバランスをくずし
てしまいます。
七情の喜は心、怒は肝、思は脾、憂・悲は肺
恐・驚は腎に属します。
下図参照
![](https://little-money-middle-aged-diet.com/wp-content/uploads/2022/01/3e8984475185b4c943ebc9a464c54cb6-1024x575.png)
今回は怒る、キレルについてがテーマですので
「怒」について説明しますと、
「怒」とは肝の気が血を伴って頭に上がって
下がらない状態で、頭痛、めまい、目の充血
などを誘発します。
すなわち怒ると肝を痛めてしまい、病気の原因
となるということです。
逆に考えると肝の状態が悪いと怒りやすくなる
とも考えられます。
肝をはじめその他の臓腑のバランスが
良いと感情は自然とフラットに近づく
ということです。
以上が漢方の感情に対する考え方です。
難しい話になりましたが要は
内臓をはじめとした身体全体が整うと
感情は安定するということです。
これが言いたいがために
回りくどい説明になってしまいました💦
そして、自彊術という体操は
内臓の位置や血液の偏りをただす
まれな体操なのです。
だから自彊術を毎日の習慣にすると
身体全体が整いそして感情の起伏
が少なくなるということです。
まとめ
![](https://little-money-middle-aged-diet.com/wp-content/uploads/2021/12/inggrid-koe-kbKEuU-YEIw-unsplash-1024x748.jpg)
自彊術の解説と実験談という本(大正十年発行)に
「癇癪(かんしゃく)持ちの人も自然に
沈静(ちんせい)して怒らなくなる」という
文から私なりに漢方の視点で考察してみました。
分かりにくい箇所も多々ありますが
その辺は読み飛ばしていただいて結構です。
身体全体が整うと感情も整う
それができるのが自彊術という体操
これだけが言いたかったのです。
ただ自彊術と漢方は直接の関係はないことを
ご承知おきください。
私個人が漢方の視点からだと分かりやすい
と思い今回の記事としました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも自彊術を中心とした健康に
関する情報を発信しますのでよろしくお願いいたします。
自彊術に興味を持っていただいた方は
こちらを参考にしてください。