自彊術

怒りっぽい人必見!自彊術で短気が治せる❓
性格まで体操で治せる理由を漢方から考察

テイ坊です。

人生で怒って後悔したことのある人は

多いのではないでしょうか?

私は何度もあります(´;ω;`)

大抵は怒ったり、キレたりして

後で「よかった」と思う事は

あまりないと思います。

大抵は「怒らなかったらよかった」

と後悔する事が多いでしょう。

怒らないようにするための本も

いろいろ出版されています。

それだけ人は感情を制御することが

難しいということだと思います。

今回は自彊術で性格まで治せる

理由を漢方から考察しようと思います。

「もう怒ったり、キレたりして後悔したくない!」

という方に参考になりますので、

よろしくお願いいたします。

怒る、キレルが治る❓  感情のアンバランスを整える自彊術

自彊術の解説と実験談という本(大正十年発行)に

「癇癪(かんしゃく)持ちの人も自然に

沈静(ちんせい)して怒らなくなる」

とあります。

これって本当なの?

自彊術って感情まで整うの?

と思われることでしょう。

私も漢方の知識がなかったら素直に

受け入れることが出来なかったと

思います。

一般的に考えることは

  • 運動をすると気分がスッキリするから?
  • 運動で血液の循環が良くなるから?

などが挙げられるますね!

確かに正しい考え方と思いますが

なんとなく抽象的でしっくり

こないと感じませんか?

ここで自彊術の特性をあげます。

自彊術は31の動作からなり、

1動は2動の準備体操になり、

2動は3動の準備体操になる、

それが31動まで続き一つの体操になります。

その結果、全身くまなく動かすことになり、

筋トレ、ストレッチ、マッサージ、整体

などの要素を含んだ効果を期待できます。

自彊術をすると真の意味で

全身が整うということです。

では、全身が整うことと感情が安定する

ことはどう繋がるのか?

漢方の視点から考えてみようと

思います。

怒る、キレルなどの感情は内臓と関係あり❓
漢方の考えから自彊術を考察

まずは漢方の感情に対する考え方

を簡単に説明します。

漢方では病気を発生させる原因として

外因(がいいん)内因(ないいん)

不内外因(ふないがいいん)の3つを

挙げています。

下図参照

この3つのうち感情と関係するのが

内因です。

内因は身体の内側から起こり、

臓腑(ぞうふ)を痛める原因要素

をいいます。

いわゆる人間の行き過ぎた感情を指し、

喜・怒・思・悲・憂・恐・驚という

7つの感情(七情)が長期間にわたって

続くと、五臓六腑や気・血・津液(しんえき)に

影響を与え、身体のバランスをくずし

てしまいます。

七情の喜は心、怒は肝、思は脾、憂・悲は肺

恐・驚は腎に属します。

下図参照

今回は怒る、キレルについてがテーマですので

「怒」について説明しますと、

「怒」とは肝の気が血を伴って頭に上がって

下がらない状態で、頭痛、めまい、目の充血

などを誘発します。

すなわち怒ると肝を痛めてしまい、病気の原因

となるということです。

逆に考えると肝の状態が悪いと怒りやすくなる

とも考えられます。

肝をはじめその他の臓腑のバランスが

良いと感情は自然とフラットに近づく

ということです。

以上が漢方の感情に対する考え方です。

難しい話になりましたが要は

内臓をはじめとした身体全体が整うと

感情は安定するということです。

これが言いたいがために

回りくどい説明になってしまいました💦

そして、自彊術という体操は

内臓の位置や血液の偏りをただす

まれな体操なのです。

だから自彊術を毎日の習慣にすると

身体全体が整いそして感情の起伏

が少なくなるということです。

まとめ

自彊術の解説と実験談という本(大正十年発行)に

「癇癪(かんしゃく)持ちの人も自然に

沈静(ちんせい)して怒らなくなる」という

文から私なりに漢方の視点で考察してみました。

分かりにくい箇所も多々ありますが

その辺は読み飛ばしていただいて結構です。

身体全体が整うと感情も整う

それができるのが自彊術という体操

これだけが言いたかったのです。

ただ自彊術と漢方は直接の関係はないことを

ご承知おきください。

私個人が漢方の視点からだと分かりやすい

と思い今回の記事としました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも自彊術を中心とした健康に

関する情報を発信しますのでよろしくお願いいたします。

自彊術に興味を持っていただいた方は

こちらを参考にしてください。

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