自彊術

自分の肝臓は大丈夫?健康診断で肝機能検査(AST,ALT)がひっかっかた!
そんな方には自彊術第二動がおすすめ!

こんにちはテイ坊です。

今回は自彊術シリーズ第二弾、

肝臓の機能改善に自彊術第二動

がおすすめ!

という記事です。

毎年、健康診断で肝機能検査の

AST,ALTの結果にドキドキ!です。

そんな方に参考になるきじです、

よろしくお願いいたします。

ちなみに私は子供の頃から

スナック菓子+炭酸飲料が

大好きだったせいか、

肝機能検査での数値は大丈夫

だったのですが、

数値が AST<ALT と

ALT優位という状態でした。

この状態でも数値が正常なので

健康診断ではひっかっからない

のですが、

肝臓の状態は決して良いとは

言えない状態です。

でも、その当時はどこか具合

が悪いわけでもなかったので

気にしながらも放置していました。

それが自彊術を始めて3年くらい

してからの検査数値は

AST>ALTと逆転しました。

それから何年たっても

AST>ALTのままです。

これには正直、検査技師である

私には驚きでした。

「これは自彊術のお陰だ!

特に第二動がよかったのでは?」

と思いました。

では自彊術第二動について

始めます!

肝臓の血流UP!肝機能の改善が期待できる自彊術第二動!
自彊術第二動の方法

では早速自彊術第二動の方法

を解説いたします。

1,両手の各四指をろっ骨の

両下端(左右共乳の真下)に

差し込んで抱える。

2,図のように鼻で息を吸い腹を引き込むと

同時に、肩と手とを一斉にはずみをもって

引き上げ、ただちに肩と手とを息を口から

吐きだすと同時に下げて元の姿勢になる。

回数は20回

(注意点)

・親指の位置は乳首の真下、中指が

その下に位置する。

・手の平が身体から離れない。

・両肘は真横、ただし、指が

入らない人は手の平を身体に

付けると両肘が後方に引っ込んで

しまうが、指が入るようになると

真横になります。

・最初は四指をろっ骨に差し込みできない

方も練習を積むにしたがって、

差し込めるようになります。

特に胃腸等が下垂している人は

指先のあたる所が緊張しているので

差し込みにくい傾向にあります。

指を差し込むことができな

ければ指端をあてるだけでいいです。

・第一動と同様に僧帽筋の運動となります。

動画で見ると分かりやすいので

参考にしてください。

肝機能改善以外にも身体の悩みに答える自彊術第二動の効果

自彊術第二動の効果を文献からまとめてました。

肺尖を引き延ばし胸郭を広くし、

肩幅を比例した相当の幅にする

効果があり、内臓の伸縮をつける。

これにより、心臓、肺が胸腔内で

緩やかに働くことが出来る。

※内臓が下垂して、位置の離れている人は

心臓が下方に引きつられるようになっている、

また、ろっ骨も狭まり、心臓がそれにせり付いて

その働きを妨げるようになっている。

昔の文献を私なりに分かりやすくした

つもりですが、少し分かりずらいです

よね!

要は身体の体腔(たいくう)の形が整い

そりに伴い、

身体の細い方は太くなり、

各臓器の働きが良くなる

という事です。

したがって、胃・十二指腸、

膵臓、大・小腸などすべでの

消化器に有効です。

指先のあたる所には脾臓、肝臓

があり、この体操により刺激を受け

血流が増し、これらの臓器の

機能改善が見込める。

下図参照

右指四指は肝臓に、

左指四指は脾臓にあたっています。

まとめ

肝臓の機能改善に自彊術第二動が

効果的と紹介しました。

この動作は肝臓、脾臓に外側から

ダイレクトに刺激を与えていますね!

それにより血流がUPして機能改善に

つながるという事です。

なかなかこのような動作は

他の体操にはないと思います。

臨床検査技師として医学を

学んだ私からしたら

この動作で肝機能が改善する

と本で読んで

「ほんまかいな!」

最初は思いました。しかし、

自彊術を始めて3年くらい

したらAST<ALTAST>ALT

なり、その効果を実感しました。

自分の検査データが体操

をしたことにより改善したのは

とてもうれしかったです。

また、自分の体に自信がもてる

ようになりました。

私が自彊術を始めたばかりの頃は

右側の四指が左側より入りにくかったです。

右側は肝臓がありますので

自彊術を始めたばかりの頃は

腹腔がまだ狭く、

肝臓も硬かった?と

思います。

いまはそのころに比べると

四指が左右ともに楽に

入るようになりました。

薬に頼ることなく

自分の健康を勝ち取る

ことは人生での自信に

つながります。

一人でも多くの方が

自彊術を始めて

その自信を得ることを

願っています。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

これからも自彊術を中心に

なるべくお金をかけないで

できる健康情報を発信しますので

よろしくお願いいたします。

参考文献

自彊術 中井房五郎著 大正五年発行

自彊術の解説と実験談 十文字大元著 大正十年発行

自彊術の真髄 十文字大元著 大正十四年発行

自彊術の医学 近藤芳朗著 平成九年発行

自彊術-その真髄と医学的効用 近藤芳朗著 平成十九年発行

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