自彊術

胃腸の弱い方、便秘に悩んでいる方!自彊術第一動が効果的!!
薬、お金をかけないで悩みを解消!!

こんにちは、テイ坊です。

胃腸の弱い方、便秘に悩んでいる方は

多いのでは?

薬局に行けばいろいろな胃腸薬、便秘薬

がありますね!

薬を飲めば一時的に症状が緩和されますが

根本が良くならないのでずーっと薬を

飲み続けなくてはならないですね!

「薬から解放されたい!」

と誰もが願うはずです。

そんな方に自彊術の第一動が効果的です。

体操で症状が改善できれば

身体にもお財布にも

やさしいですよね!

「薬をへらしたい!」

「薬なしで生活がしたい!」

という方に参考になりますので

よろしくお願いいたします。

胃腸の弱い方、便秘に悩んでいる方に自彊術第一動が効果的!
自彊術第一動の方法

今回から自彊術シリーズを始めたいと思います。

自彊術は31の動作からなり、

それで一つの体操で、

いろいろな身体の悩みを

解消できる体操なのですが、

何にでも効くでは記事としては

情報力に欠けますので

身体のどの悩みに効果的かという

的を絞ったシリーズに

しようと思います。

今回は第一動の方法と効果を解説

いたします。

まず、第一動の方法を解説します。

1,まず両足の親指と膝頭とをそろえて

正しく正座(端座たんざ)し、

両手の指を交互に組み合わせて、

肘をしめてしっかりと下腹を抱える。

2,図のように鼻で息を吸い腹を引き込むと

同時に、肩と手とを一斉にはずみをもって

引き上げ、ただちに肩と手とを息を口から

吐きだすと同時に下げて元の姿勢になる。

回数は20回

(注意点)

手は常に肩にともない上下し腹は必ず
肩のあがるだけの程度に引き上げる。

両足の指は重ねない。

両肘は常に身体につける
(上半身の直立姿勢の保持のため)

身体に故障のある人は、肩のみが上がって
腹が引き上がらないが回数を重ねるうちに
肩も腹も上下するようになる。

動画で見ると分かりやすいので
参考に!

胃腸虚弱、便秘以外にも身体の悩みに答える自彊術第一動の効果

第一動の効果として次のものがあります。

  • 内臓の位置を正しくする
  • 排泄機能の改善
  • 食欲の正常化
  • 貧血の改善
  • 両肩を上下することにより
    僧帽筋の運動となり、
    肩甲骨の周囲にうっ積している
    老廃物を発散させる作用
  • 胃腸の下垂の改善により
    腹腔(ふくくう)の形が整い、それに
    よって胸腔(きょうくう)の形も整うこと
    により呼吸器や心臓の機能改善
    またこの作用により
    胃腸虚弱、便秘、痔の改善が
    期待できる。

<補足解説>

胴体には3つの体腔、すなわち
3つの空洞があります。

  • 心臓の入る心嚢腔
  • 肺の入る胸腔
  • 肝臓、胃、大腸などの入る腹腔
    です。

この3つの体腔の形を整えること

により、全ての臓器の働きが良く

なるということです。

特に胃腸は消化、排泄のため

運動をしなくては

いけいない臓器ですので、

腹腔の形が整うことにより

胃腸虚弱、便秘の改善が

期待できるわけです。

胃腸は普通の人でも下垂しやすい

そうです。例えば、

ウォーキング、ジョギング、

大声を出す、重いものを持つ、

スポーツ全般はすべて腹に

力を入れるので、その都度

下腹に強い圧迫が加わり

胃腸が引き下がるようになる

とのことです。

年を取るとかなりの人は

内臓が下垂していると

思われます。

胃腸虚弱、便秘の原因が

内臓の下垂だとすると

薬で治すのは難しいと

なんとなく想像できる

のではないでしょうか?

臨床検査技師として医学の

勉強をし、病院で働いている

私からしたら内臓の下垂なんて

自彊術と出会う前は

考えたこともありませんでした。

しかし、この体操を続けていると

その効果を身体で実感でき、

頭ではなく身体で分かるように

なりました。

自彊術第一動は思い立ったら

立ってでも、椅子に座ってでも、

また、正式に正座してでもいいので

やってみると効果が実感できます。

まとめ

胃腸虚弱、便秘には自彊術第一動が

効果的と紹介しました。

この動作はこの他にも様々な症状に

効果がありそれも紹介しました。

この体操は正式な31動をすべて

実施できない日でも

この動作をするだけでも

健康増進効果がありますので

ぜひやってみてください。

想像してたより効果があり

長く実施しているとその効果に

驚くことでしょう。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

これからも自彊術を中心に

なるべくお金をかけないで

できる健康情報を発信しますので

よろしくお願いいたします。

下記の文献を参考にしました。

参考文献

  • 自彊術 中井房五郎著 大正五年発行
  • 自彊術の解説と実験談 十文字大元著 大正十年発行
  • 自彊術の真髄 十文字大元著 大正十四年発行
  • 自彊術の医学 近藤芳朗著 平成九年発行
  • 自彊術-その真髄と医学的効用 近藤芳朗著 平成十九年発行

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