テイ坊です。
今度こそはダイエットに成功するぞ!
と意気込んで、何度も失敗する人は
多いのではないでしょうか?
私も何度も失敗しました( ´艸`)
健康器具を何個買ってはお蔵入り
したことだか………(;^_^A
前回、自彊術で内臓の位置が整うことを
記事にしました。
内臓が整うと食味(味覚)が変わりダイエット
の成功に近づくという内容です。
読んでいない方は是非読んで下さいね!
自彊術歴6年でリバウンドしないダイエット
に成功した私が今回、何故自彊術で食味(味覚)が
変わるかを考察してみました。
食味(味覚)が変わる理由を知ることでさらに
自彊術でダイエットしてみよう!
と一人でも多くの方がなっていただけると
幸いです。
難しい用語を使うところもありますが
なるべく解説を入れながら書きますので
よろしくお願いいたします。
漢方 陰陽五行説から食味が何故変わるかを考察
漢方では、人体の活動をになう本質は、臓器である
五臓六腑にあるのではなく、その中を流れるものに
あると考えています。
いきなり何言っているのかわからい(# ゚Д゚)
と言われそうな文章でスミマセンm(_ _"m)
要は肝臓、肺、胃などの臓器や骨などは
重要であるが、それよりもその中に流れる
ものが大切だ!という事です。
皆さん「気」という言葉を聞いたことがある
と思います。
この「気」こそが大事だと漢方では言って
います。
余談ですが、この「気」の流れるルートが
「経絡」と呼ばれます。
この経絡が身体を流れていて、ポイントと
なる所が「経穴(ツボ)」といいます。
下の図を見てください。
陰陽五行図を簡単にしたものです。
この図をもとに
今回は食味(味覚)についての記事ですので
五味を中心に全体的に説明します。
陰陽五行とは
陰と陽すなわち影と光
五行は木→火→土→金→水の5つの要素です。
この5つの要素に
・五臓(肝、心、脾、肺、腎)
・五腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱)
・五主(筋、血、肌肉、皮、骨)
・五竅(目、舌、口、鼻、耳)
・五情(怒、喜、思、悲、驚)
・五色(青、赤、黄、白、黒)
・五季(春、夏、土用、秋、冬)
・五味(酸、苦、甘、辛、鹹)※鹹(しおからい)
等が対応しています。
複雑な説明になってしまい申し訳ありません、
ここではあまり深く考えないで
要は漢方は5つの要素のバランスが大切だと
考えていただけると良いです。
身体の何処かの調子が悪くなると五味のバランスが
くずれ、偏った味覚になるということです。
逆に考えると身体のバランスが良いときは
五味も整い正常な食欲になるとも考えられます。
少し補足的に説明しますと、五行の考え方として
たとえば、肝は樹木が伸びるようにストレスの
ない状態を好み、それを患うと怒りっぽくなり、
筋肉がこわばり顔に青筋が立ち、目はつり上がる。
その病気は春に多く、薬は酸味のあるものを……
などと考えます。
自彊術(じきょうじゅつ)をすると食味が変わる理由
漢方の五行の考え方から味覚に
ついて考えてきました。
次にこの考えと自彊術の特徴から
漢方=五味(味覚)=自彊術
とつながるよう考えてみます。
まず、自彊術の特徴は
①全身性であること
②系統的であること
③屈伸が極限的であること
の三点があります。
これらの特徴をもつ自彊術をすることにより
全身が整い、身体の位置がリセットされ、
結果健康体に近づくことができます。
五味(味覚)のくずれは身体の何処かが
くずれていることを意味し、
身体がアンバランスな状態だといえます。
自彊術を行うことで身体のアンバランス
な状態を矯正し、その結果、
五味(味覚)が整うということです。
私は自彊術を3年したあたりからお菓子
などの甘いものや脂っこいものを食べる
頻度が減っていき6年目の今はほとんど
間食をしなくなりました。
今は身長171㎝、体重60kg、BMI20,6、
体脂肪率14%となりました。
激しい運動をすることなくこの数値は
自分で言うのも変ですがなかなかの
ものではないでしょうか?
これは別に私だけではなく、
自彊術を続けている人はしなやかな体で
ほっそりしている人がとても多いです。
まとめ
「自彊術の解説と実験談」という本に
「この体操を続けると食味(味覚)が変わる」
とシンプルに一文ありましたが、
そこから私なりにこのことを漢方から
考察してみました。
いろいろな健康法(体操)はありますが
食味(味覚)まで整うといえるものは
そう多くはないと考えます。
食味が整えば、自然とダイエットに成功します。
そこには努力とか我慢はありません。
リバウンドもしません。
地味であまり知られていない自彊術ですが
100年以上たってもなくならないのは
本当に体に良い体操だからでしょう。
この記事を読んで一人でも多くの方が
自彊術を始め、健康になる喜びを
実感していただけることを願います。
自彊術のやり方は自彊術普及協会のこのページ
を見てください。